トップページへ 極上の香り・ゆったりとした時の流れ
珈琲専門店 Coffee House むじか 更新:2018/7
※お知らせ:焙煎豆の販売は店頭のみで行っております。
飲む人提供する人、お互いの顔の見える店頭販売を中心に考えています。
事情でご来店出来ない場合はご相談ください。
◎生豆は入荷状況が日々変化しています。メニューに載せていても更新が間に合わない事が多く、
敢えて在庫の種類を掲載する事が出来ません。店頭にて又はお電話にてご確認ください。
◎むじかの焙煎の考え方です
◎豆の香味と焙煎度のこと:
豆選びについて
焙煎は殆ど毎日の様に行っていますが、少品種少量のために常時同じ豆の在庫はありません。
その日のラインナップは他の豆の状況により変化しています。同じ生豆でも焙煎度が変化しますので、
当然違う豆の様に感じられます。焙煎工程により「これが同じ生豆から焙煎したのか?」信じられない
程の変化をします。時には同じ豆を浅煎りから中深煎り、深煎りとして、焙煎度の変化による味の違いを体感出来る様にします。
色々な種類の焙煎豆の特徴を旨く説明すべきなのですが、前記理由により的確にご説明することが私には出来ません。
そこで焙煎度(焙煎段階)による香味の変化を一般的に表してみますと、概ね次の様になりますが
標準(普通)が果たしてどの程度か、これも曖昧なのです。それを承知で無理矢理に表現します、大雑把な傾向として
参考になればと思います。
・少し浅い:色は茶色が薄い、豆の状態での香りの発散は少なめ。手挽きミルでは堅く感じます。酸味は多くフルーティー
な香りも多めです。豆のシワはやや多めに残っています。表面が少し荒れているようにも見えます。
・普通:豆の色は茶色で表面も少しなめらかになります。香り・酸味も柔らかに甘みが加わり軽めのバランス。
・少し深い:普通のバランスからさらに酸味が柔らかに甘みが増加、そして苦みも少し出て来ます。普通に美味しく感じ
飲みやすくなり、一般的に最も好まれるのではないでしょうか。
・深い:焙煎後数日で豆の表面全体がうっすらとオイルにおおわれてきます。香りは強く苦みと濃くがありますが、力の
ある豆はこれでも柔らかな酸味が残ります。深煎りの豆を湯温を下げて淹れるとこれが美味しいのです。良質のマンデリン
は素晴らしい苦みの代表かも、苦みでも「ビターチョコの良質な苦み」こんなのがあると嬉しいものです。
アイスコーヒー用の豆の焙煎はこの焙煎度かこれよりさらに少し深くなります(カフェオレも良いかも)。
◎当店の標準焙煎は「普通〜少し深い」ですが、時にはもう少し幅を広げ浅く、深くに仕上げます。
お客様から「酸味の無い(少ない)コーヒーお願いします」こう言われることが多いですが、ここで一言「良質な酸味や苦みは
心地良いものですよ!」と、つい一言を言ってしまいます。
その他に超浅煎りや超深煎りなども作ったりしています。また時にはオールドビーンズも登場します。
これもコーヒーの美味しさ、幅広さを感じて欲しいからなのです
(お許しを)。