☆演奏者プロフィール
東京藝術大学器楽科ピアノ専攻を卒業。在学時ピアノを辛島輝治氏、チェンバロを山田貢、鈴木雅明、渡邊順生の各氏に師事。92年第6回古楽コンクールで「通奏低音賞」を受賞。オランダにてチェンバロをG,レオンハルト、A,アウテンボッシュ、フォルテピアノをS,ホーホランド各氏に師事しソリストディプロマを得て卒業。オランダではデン・ハーグ王立音楽院古楽器科の伴奏員、オランダ室内管弦楽団のチェンバロ奏者などを勤める。
現在、日本国内を中心に鍵盤楽器奏者、及び18世紀フランス宮廷バグパイプ「ミュゼット」奏者としてCD録音や数々のコンサートで活躍している。2010年に発売されたフォルテピアノのCD「ベートーヴェン61鍵の時代」はレコード芸術誌において「特選盤」「優秀録音」に選ばれた。レ・ボレアード(指揮:寺神戸亮)、オーケストラ・リベラ・クラシカ(指揮:鈴木秀美)などの古楽器によるオーケストラのメンバーとしても活動している。桐朋学園大学音楽部講師。
プログラムは裏面に掲載 (
裏面)
2017 6.17(土)14時30分 開演
会 場:Coffee House むじか
会 費:2,800円
自由席(要予約)
(キャンセルはご遠慮ください。)
注)お願い:駐車場が狭いので乗り合わせかなるべく小さい車でお越しください。
お問合せ先:Coffee House むじか
TEL:0270-75-5080 玉村町上福島1153番地
mail: coffee@musica-cafe.com
http://musica-cafe.com
☆クラヴィコードについて
ヨーロッパの楽器の中で最も音量の小さな楽器とも言えるこの繊細な鍵盤楽器は14世紀頃に発明されました。とても小さな音量ですが、他の鍵盤楽器では真似の出来ないヴィブラートを付ける事も可能です。
私たちの周りではチェンバロよりもさらに目に、耳にする機会が少ないクラヴィコードです。
チェンバロと構造上どのような違いがあるのか、さらに音色についてもどうなのか、間近で感じてみてください。小さな「むじか」の小空間で聴くクラヴィコードの演奏はきっと、聴く人を優しく包んでくれることでしょう。
Clavichord Naoki Ueo
クラヴィコード 上尾 直毅