ジン・キム[バロック・ヴァイオリン]
国際的に活躍する韓国のバロック・ヴァイオリン奏者。S.クイケンに師事し、1993年以来、彼の率いるラ・プティト・バンドの演奏会、CD録音に定期的に参加し、音楽的に深い影響を受ける。1990年、ブルージュ国際古楽コンクールに入選、1992年、山梨古楽コンクール第二位(第一位なし)受賞。同年、栃木「藏の街」音楽祭賞受賞。現在アメリカ在住、国内各地でマスタークラスやレクチャーコンサートを行い、各地のオーケストラからコンサート・ミストレスとして招かれる。
古楽アンサンブル「ムジカ・グロリフィカ」を創設し、内外の音楽家達と活発に交流する一方、2002年以来韓国古楽協会の発展に尽力。彼女はまた故郷の光州にてMBCTVにより「著名な50人」の一人に選ばれ、2015年には彼らを記念して「Hope to hope」と題する本が出版された。近年では様々なメディア・アーチストやジャズ・ミュージシャンとのコラボレーションや、J.S.バッハがその昔ライプツィヒで行ったようなカフェ・ハウスでのコンサートなど、様々なスタイルの演奏活動を展開している。
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