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Coffee Houseむじか 定期演奏会2018 岡田龍之介と仲間たち
                ドイツとフランスのバロック音楽
                                           〜韓国の名手ジン・キムさんを迎えて〜

ジン・キム[バロック・ヴァイオリン]
  国際的に活躍する韓国のバロック・ヴァイオリン奏者。S.クイケンに師事し、1993年以来、彼の率いるラ・プティト・バンドの演奏会、CD録音に定期的に参加し、音楽的に深い影響を受ける。1990年、ブルージュ国際古楽コンクールに入選、1992年、山梨古楽コンクール第二位(第一位なし)受賞。同年、栃木「藏の街」音楽祭賞受賞。現在アメリカ在住、国内各地でマスタークラスやレクチャーコンサートを行い、各地のオーケストラからコンサート・ミストレスとして招かれる。
  古楽アンサンブル「ムジカ・グロリフィカ」を創設し、内外の音楽家達と活発に交流する一方、2002年以来韓国古楽協会の発展に尽力。彼女はまた故郷の光州にてMBCTVにより「著名な50人」の一人に選ばれ、2015年には彼らを記念して「Hope to hope」と題する本が出版された。近年では様々なメディア・アーチストやジャズ・ミュージシャンとのコラボレーションや、J.S.バッハがその昔ライプツィヒで行ったようなカフェ・ハウスでのコンサートなど、様々なスタイルの演奏活動を展開している。

田中 孝子[ヴィオラ・ダ・ガンバ]
 東海大学教養学部芸術学科音楽課程卒業。フランス・グルノーブル国立音楽院古楽科卒業。大学在学中にヴィオラ・ダ・ガンバに興味を抱き、志水哲雄に師事。また、W.クイケン、M.ミューラー、福沢宏、故中野哲也各氏のレッスンを受ける。
  読売新聞社主催第74回新人演奏会出演。音楽学研究も積極的に行いM.コレット著「クラヴサン奏法の師」を繻`亜樹子氏とともに抄訳。
  グルノーブル国立音楽院にてヴィオラ・ダ・ガンバをC.アルヌー、通奏低音をA.ピュミール、室内楽をC.マゾー各氏に師事。2008年、ディプロムを取得し帰国。以降、関東・仙台・福岡を拠点に、演奏及び教育活動を行っている。仙台市在住。 ブログ:http://ttakako.blog83.fc2.com/

岡田 龍之介[チェンバロ]
 慶応義塾大学、東京藝術大学卒業、藝大大学院修了。チェンバロを有田千代子、渡邊順生各氏に師事。全国各地で演奏活動を行い、F.アゴスティーニ、S.クイケン、D.ブリュッヘンら国内外の優れたバロック奏者との共演を通じてアンサンブル経験を深める。これまでにアリオン・レクチャー・コンサート、栃木「蔵の街」音楽祭、目白バ・ロック音楽祭、北とぴあ国際音楽祭、みなと・よこはまバロックシリーズ、金沢史跡コンサート、韓国ソウル国際音楽祭、NHK・FMなどに出演。第13回山梨古楽コンクール審査員。ソロCD 「銀色の輝き」(レコード芸術誌準特選盤)をはじめ10枚のCDをリリース。現在洗足学園音楽大学講師。また昨年まで31回開催された都留音楽祭でも講師を務めた。
  古楽アンサンブル「ムジカ・レセルバータ」、「ヴィアッジョ・ムジカーレ」主宰。FM鴻巣「クラシックの散歩道」パーソナリティー。「ザロモン室内管弦楽団」指揮者。